未歌呼

休む間もなく働いて 働いて お空も見なくなって
当たりやしない天気予報当てにして びしょ濡れなdays

子供の頃に買ってもらった短めの錆びかけ銀色のバット
取り出して大きくスイングして手をかざして見上げるsky

ちっちゃな少年はでっかい夢を白いボールに託して
自ら放り上げ 高く打ち上げた いつ落ちるかも知らず

10年前に描いていた未来に僕らは立ってるのかな
あの日 記した終わりなき旅の栞の何ページをめくればいいんだっけ

とりとめのない言葉だけ集めては 頭でっかくなって
たまに針刺して空気抜いてやんないと ああスタイルはdown...

忘れてた頃にふと思い出した あのボールの行方は
近所の溝かな 高い高い山かな 風に吹かれながら

10年後の過去が輝くように 少しでも確かに変われたらいいな
そうなんだ 本当の未来は現在の僕らのこの手が握っている

何年後だって時は止まらないから 素晴らしい明日を迎え続けていよう
果てしなく追いかけていたはずの夢は今も掴める距離になくても

目指すべき場所は決して見失っちゃいないぜ