Sukkalakan
いつもの調子で近づく足音 あぁ また来やがった
どうせ目当てはオレの向こうでしょ もう 分かりきってる
笑顔の裏に潜んでいる偽りばかり
透けて見える 自分をも恨む
人並み以上に我がかわいいもんで そう 昔からね
うまい言葉を並べられてもね さあ 乗ってあげようか
全てをさらけ出したようなフリしてたよね
でもオレは君じゃない
利用したいだけすればいいんさ オレだってそれなりに気づいてる
おいしいとこだけ食べてけばいいさ 残り物を喰らってくれる人もいる
確かなものに届きそうならば ただ 試せばいいさ
どこまで行っても届かない蜃気楼 ゴール? 知ったこっちゃねぇ
自分を演じることに 魅せられたようで
でもキミは君じゃない
枯れ果てるまで飲めばいいんさ 温かい方がアジがあるだろう
枯れ果てるまで歌えばいいさ オレのマイクに大きな口をあてがって
カメレオンみたく色形変えて 甘い蜜に寄り付くの もう 見たくないけど
誰か別の人探すくらいならば オレをもっと 今はずっと 吸い尽くしてくれていいから
利用したいだけすればいいんさ オレだってそれなりに気づいてる
スッカラカンになって 歳を取ってったって
変わらず君の手の平で踊って笑顔をくれてやる
いつもの調子で貪っておくれよ