Ho*Ta*Ru

季節が変わる度 想う事があって それは現在も過去も大して変わらない
数えきれない月日 過ごしたあの人 つまずくばかりの僕を支えるあのシーン

夜の訪れとともに駆けていった小川にて 弱々しくとも焼き付いたあの光は

真冬にホタル 夢に描いていた 季節外れにでも輝いている
草木揺らす風とともに飛び交う様 何処かで Uh

土の匂いがする 生きている気がした 川面に揺れる月は酔いを促している
わずかに色付いた花が薫り立つ 微笑むその姿はまるで母の様

あらゆる物事は儚く朽ちてゆく運命でも 息を吹きかければ ホラ 生まれ変われるから

真冬のホタル 夢に出てきた いなくなる気がして追いかけた
逃げるならその前に 僕の涙を拭ってくれるかい

見つけるには容易く 捕まえるには難儀で こうしてまた季節が一つ移るでしょう

真冬のホタル また会えるかな この命の尽きるその日までに
願わくば夢じゃなく僕らの現実で逢いましょう