a tearful love

もう何度ダイアルをためらったのかな
指先にもう少し勇気があったなら

街で見かけたときは見間違える程
かわっていた君に何もいえなくて

ねぇ 今も ねぇ 昨日のことのように
泣き虫な君をいつも思い出すよ

あの時流れてた誰かのラブソングが
君が好きだから僕が歌ってたよ
誰より愛しくてせつない愛の歌が
夜に消えてった

思い出を抱きしめて動けないけれど
いつまでもこのままじゃいられはしないから

仕事とか遊びでは塗りつぶせなくて
眠れない夜ばかり歌が歌えない

ねぇ 多分 ねぇ 誰もがこんな風に
冷たい涙の味を覚えてゆく

今では聞こえないあの日のラブソングは
時は僕たちの足音を消してゆくよ
願いをたくしてたあの日の流れ星が
夜に消えてった

あの時流れてた誰かのラブソングを
君はいつまでも好きでいてほしいよ
涙を流しても君への愛の歌を
僕は歌うよ